チンゲン菜(青梗菜)は、4月中旬から10月中旬まで種まきができ、初心者にも簡単に栽培することができます。(品種や地域によっては一年中栽培可能)収穫も早くミニチンゲン菜なら種まきから約1ヶ月で収穫が可能です。
食物繊維の豊富なチンゲン菜は、鉄分やビタミンC、βカロチンなどを豊富に含み、炒め物などの料理で活躍します。害虫からもきちんと守る、美味しいチンゲン菜の育て方の手順やポイントをご説明します。

チンゲン菜の種まき/植え付け/収穫/害虫/栽培カレンダー

青梗菜栽培カレンダー

※春:春まきの場合/秋:秋まきの場合

チンゲン菜の栽培/育て方

チンゲン菜に適した土づくり

苦土石灰をまいている

チンゲン菜は、水はけや通気性の良い土壌を好み、酸性の土を非常に嫌う為、酸度の調整をします。
植え付けの2週間前に苦土石灰を多めに撒いておきます。(目安:150g※4つかみ程度/㎡)
参考pH値:5.5〜6.5

② 元肥を施す

耕す風景
種まき1週間前に堆肥3kg/㎡、化成肥料100g/㎡の元肥を施して良く耕します。

・堆肥については、以下の記事で詳しく説明しています。
堆肥とは何?堆肥の作り方(落ち葉・生ゴミ・牛ふん)

③畝作り

畝の説明
土を盛り上げて幅60cm、高さ5〜10cmほどの平畝を作り表面を平にならしておきます。

チンゲン菜の種まき

すじまき

支柱などの棒きれを使用して畝に深さ1cm程度の浅いくぼみをつくり、まっすぐたねが重ならないように1cm間隔で種をまきます(すじまき)。
種をまいたらすじまきした溝の両端の土を指で寄せて軽く土をかけて上から軽く手で押さえて土と種を密着させたら、ハス口のジョウロでたっぷりと水をやりましょう。

水やり

種まき以降は乾燥しないようにジョウロでこまめに水をあげましょう。種が流れてしまわないように、優しく行いましょう。

 

チンゲン菜の間引き

1回目の間引き
①1回目の間引きは本葉が1〜2枚になったら行いましょう。生育の良くないものや病害虫被害のあるものなどから、株の混み合った部分を間引いていきましょう。
株と株の間が3~4cm程度になるように間引きます。

2回目の間引き

青梗菜間引き
② 2回目の間引きは本葉が5〜6枚になったら行いましょう。株間が15cm程度になるように間引きます。

追肥・土寄せ

化成肥料の追肥

1・2回目ともに間引き後は追肥を行います。
条間に油かす、もしくは化成肥料30g/㎡(ひと掴み程度)をすじ状に施して軽く土と混ぜ合わせ、苗の株元を埋めるように軽く土寄せします。
追肥の際は苗の根を痛めることのない様に気をつけて行いましょう。

その後は、葉の色が薄いと感じたら1度追肥してください。

 

チンゲン菜の収穫

チンゲン菜の株元の尻部が丸く張って、草丈が15cm以上になったら収穫のタイミングです。
根元をハサミなどで切るか、まっすぐ引き抜きましょう。

春まきの場合は、草丈が少し小さいうちでの収穫になります。

 

 

チンゲン菜のプランター栽培のポイント

プランターで栽培する場合は、ミニチンゲン菜の品種を選びましょう。小さなプランターでも比較的簡単に育てることができます。

1.プランター選び

標準サイズのプランターで大丈夫です。

2.土選び

市販の元肥・pH調整済みの野菜用腐葉土を用意しましょう。

3.種まき

深さ1cm程度の浅いくぼみを2条つくりすじまきして、種を1cm間隔でまきます。
蒔いた後は、軽く土をかぶせて手で軽く種と土を密着させます。

4.水やり

日当たりの良い場所を選んで栽培して、土を乾かさないように水やりしましょう。

5.間引き

発芽後は葉が混み合ったところを間引いて、本葉が3枚出たら、5cm間隔程度に間引きます。

6.追肥

種まきから2週間後と3週間後に、液体肥料(1000倍)をあげます。

7.収穫

チンゲン菜の丈が10cmくらいになってきたら収穫時期です。順次株元からハサミなどで切り取って収穫を楽しむことができます。

 

防寒・害虫対策

寒冷紗シート

コナガの幼虫が多く発生します。9月中旬以降に種まきをすると、害虫被害が少なく育てやすいです。それ以外の季節に種をまいて、害虫被害が目立つ場合は、寒冷紗などを用いて、トンネルで畝を覆うとよいでしょう。

 

失敗しないチンゲン菜栽培・育て方のコツ

①チンゲン菜は酸性の土壌を非常に嫌います。種まきの2週間前には苦土石灰を多めまいて、よく耕して土壌を調整しましょう。

②チンゲン菜は、春など日中の日が長い時期はとう立ち(花が咲く)しやすくなります。春まきをする場合は、とう立ちしにくい品種を選んで植えましょう。

③チンゲン菜は、間引きが十分でなく混み合ってしまうと、株元の尻部のふくらみが小さくなってしまいます。株間を十分に取って栽培しましょう。

 

チンゲン菜のよくある病気と害虫対策

病気

白さび病、ウイルス病が発生します。
病害にあった株は早々に畑の外で除去しましょう。水はけが悪い場所の場合は、畝の高さを少し高めにしましょう。また連作を避けて栽培しましょう。

害虫対策

アブラムシ、コナガによる害虫被害があります。
薬剤を使用することを避けたい場合は、トンネル栽培がオススメです。

チンゲン菜の連作における注意
チンゲン菜は連作障害があります。同じ場所でのアブラナ科の野菜の栽培は、1年空けて行います。

 

 

さまざまチンゲン菜種類

 

まとめ

チンゲン菜栽培は、冷涼な気候を好みますが暑さや病気にも強く育てやすい野菜です。株間をしっかりと取って、ぷっくりとした大きく厚みのあるチンゲン菜に育てましょう。

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