三つ葉の栽培と育て方のコツ。畑・プランターで病気から守る!

野菜の育て方

三つ葉の栽培と育て方のコツ。畑・プランターで病気から守る!

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三つ葉の栽培は、育てやすく初心者にもおすすめ野菜です。
料理でも名脇役の三つ葉は、お正月のお雑煮をはじめとして、汁物や丼物のアクセントに大活躍します。
畑・プランターでの美味しい三つ葉の育て方の手順やポイントを詳しくご説明します。

三つ葉の種まき/植え付け/収穫/害虫/栽培カレンダー

 

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき(寒冷地)  春  春
収穫(寒冷地)  春  春
種まき(中間地)  春  秋
収穫(中間地)  秋  秋  秋  秋  春  春  春
種まき(暖地)  春  春  秋
収穫(暖地)  秋  秋  秋  秋  春  春  春  春

※春:春まきの場合/秋:秋まきの場合

三つ葉の栽培/育て方

三つ葉に適した土づくり

①苦土石灰を散布(種まき2週間前)

苦土石灰をまく

種まきの2週間前に苦土石灰を撒いておきます。(目安:100g※2つかみ程度/㎡)

参考pH値:5.5-6.0

② 元肥を施す(種まき1週間前)

耕す風景
種まき1週間前に完熟堆肥3kg/㎡、化成肥料70g/㎡の元肥を施して良く耕します。

・堆肥については、以下の記事で詳しく説明しています。
堆肥とは何?堆肥の作り方(落ち葉・生ゴミ・牛ふん)

③畝作り

ミツバの畝
よく耕したら、土を盛り上げて幅60cm、高さ5〜10cmほどの畝を作ります。

三つ葉の種まき

①種を水に浸ける(種まき前日)
発芽率を上げる為に、種まき前日などに種を一晩水に浸しておきます。

②種まき(通常)

すじまき
支柱などの棒きれを使用して畝に深さ1cm程度の浅いくぼみをつくり、種が多少重なるくらい多めに種をまきます(すじまき)。※発芽率が悪いため。
種をまいたらすじまきした溝の両端の土を指で寄せて、薄く土をかけて上から軽く手で押さえて土と種を密着させたら、ハス口のジョウロでたっぷりと水をやりましょう。

※マルチの場合は、1つの穴に種を8〜10粒程度蒔いて、軽く覆土(土をかぶせる)して手のひらで軽く押さえつけます。

三つ葉の種まき

水やり

種まき以降は乾燥しないようにジョウロで水をあげましょう。種が流れてしまわないように、優しく行いましょう。

三つ葉は発芽に日光の光が必要な為、土は薄く被せます。
発芽までは10〜15日程度かかります。

三つ葉の間引き

三つ葉の間引き

①1回目の間引き
1回目の間引きは本葉が2〜3枚になったら行いましょう。生育の良くないものや病害虫被害のあるものなどから、株の混み合った部分を間引いていきましょう。株間3cm程度。

マルチ栽培の場合は、1穴辺り3本程度を残して間引きます。

②2回目の間引き
2回目の間引きは本葉が5枚程度になったら行いましょう。株間が5cm程度になるように間引きます。

三つ葉の追肥・土寄せ

間引き後は追肥を行います。
条間に化成肥料30g/㎡(ひと掴み程度)を施して軽く土と混ぜ合わせ、苗の株元を埋めるように軽く土寄せします。

葉の部分に土寄せしないように注意しましょう。

三つ葉のプランター栽培のポイント

プランターで栽培する場合は、小カブの品種を選びましょう。小さなプランターでも比較的簡単に育てることができます。

1.プランター選び
深さが15cm以上あるものを選びましょう。

2.土選び
市販の元肥・pH調整済みの野菜用腐葉土を用意しましょう。

3.種まき
発芽率を上げる為に、種まき前日などに種を一晩水に浸しておきます。3月〜9月でも可能ですが、5月中旬〜6月上旬頃(種の適期を参照)に、深さ1cm程度の浅いくぼみを2条つくりすじまきして、種が重ならないくらいに種まきをします。
蒔いた後は、軽く土をかぶせて手で軽く種と土を密着させます。

三つ葉は発芽に日光の光が必要な為、土は薄く被せます。

4.水やり
日陰でも成長しますが、極端に寒すぎたり暑すぎたりしないように管理して、発芽までは土を乾かさないように水やりしましょう。

発芽までは10〜15日程度

5.間引き
本葉が2枚出たら、株間がこみ合わない程度に間引きます。

6.追肥
種まきから2週間が経過した頃から、500倍に薄めた液体肥料を水代わりにあげると良いでしょう。

7.収穫
三つ葉の丈が25cmくらいになってきたら収穫時期です。順次株元からハサミなどで切り取って収穫を楽しむことができます。
外葉から必要な分を収穫しても長く収穫を楽しむことができます。

 

三つ葉の収穫

ミツバの収穫

草丈が25cm以上になったら収穫のタイミングです。
地際から3cm程度残して株元をハサミなどで切り取って収穫します。
外葉から必要な分を収穫しても長く収穫を楽しむことができます。

株元から収穫した場合、収穫後に株元へ化成肥料30g/㎡(ひと掴み程度)を施して追肥すると再度収穫を楽しめます。

 

防寒・害虫対策

三つ葉は気温が8℃以下になると発芽しなくなります。
気温が適温になる春まきで育てると育てやすくなります。
寒冷期(11〜2月)に入り気温が低くなってきたら、マルチ・寒冷紗を用いて、トンネルで畝を覆い保温します。
また、三つ葉は病気に強く丈夫な為、水を切らさないように育てることがポイントになります。

 

失敗しない三つ葉栽培・育て方のコツ

①三つ葉は発芽に光が必要になります。種まき後の覆土は種がうっすら見える程度にしましょう。また、種を一晩水に浸けることで発芽率が上がります。

②三つ葉は冬に花が咲きます。花が咲いて実になると株の成長が悪くなります。花芽が出たらつみとりましょう。

③雑草に必要な養分を取られないように、こまめに除草しましょう。

 

三つ葉のよくある病気と害虫対策

病気

・根腐病(根が腐敗して枯れてしまう)
・灰色カビ病(湿度が高い環境で発生して葉が腐敗してカビを発生します)
・ベト病(斑点とカビが生えます)
病害にあった株は早々に除去しましょう。水はけが悪い場所の場合は、畝の高さを少し高めにしましょう。

害虫対策

アブラムシ、キアゲハの幼虫、ヨトウムシ、ハダニによる害虫被害があります。
薬剤を使用することを避けたい場合は、トンネル栽培がオススメです。
農薬を使用する場合は、アブラムシにはモスビラン水溶液、キアゲハにはアファーム乳剤、ヨトウムシはアセフェート剤、NAC粒剤、MEP乳剤などで駆除が可能です。

・ヨトウムシについては、以下の記事で詳しく説明しています。
キャベツの葉に無数の穴が!ヨトウムシの症状と対策

 

三つ葉の連作における注意

三つ葉は連作障害があります。同じ場所での栽培は、3〜4年空けて行います。

 

さまざま三つ葉の種類

三つ葉は関西地方、関東地方で栽培されている種類があります。

 

まとめ

三つ葉の育て方のコツは、種まきにあります。一晩水に浸して発芽を揃え覆土は薄くしましょう。また種まき後は水を切らさないようにこまめに水やりをして美味しい三つ葉を育てましょう。

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