ロマネスコはカリフラワーやブロッコリーと同様に、花蕾と呼ばれるつぼみの部分を食します。
最大の特徴は花蕾が特徴的な尖った形をしていて、見た目にも珍しい野菜です。
日本ではまだ馴染みが薄いですが、カリフラワーなどと同様にサラダや炒め物などで大変美味しく食すことができます。
美味しいロマネスコの育て方の手順や、ポイントをご説明します。

ロマネスコの種まき/植え付け/収穫/害虫/栽培カレンダー

ロマネスコ

ロマネスコの栽培/育て方

ロマネスコに適した土づくり

2週間前に苦土石灰を散布

苦土石灰をまいている

ロマネスコは酸性土を嫌うので、土壌の酸度を調整してあげる必要があります。
植え付けの2週間前に苦土石灰を撒いておきます。(目安:100g※3つかみ程度/1㎡)

② 元肥を施す

耕す風景
種まき1週間前に堆肥3kg/㎡、化成肥料100g/㎡の元肥を施して良く耕します。

・堆肥については、以下の記事で詳しく説明しています。
堆肥とは何?堆肥の作り方(落ち葉・生ゴミ・牛ふん)

・肥料ついては、以下の記事で詳しく説明しています。
肥料の三要素・種類と効果。ぼかし肥の作り方

③畝作り

ブロッコリーの畝作り
土を盛り上げて幅70cm、高さ5〜10cmほどの畝を作りましょう。

ロマネスコは肥えた土壌を好みます。肥料切れを起こさないように、元肥と追肥をきちんと行いましょう。

ロマネスコの種まき

ポリポットへの種まき

①ポリポットに用土を入れて、1つのポリポット3〜4粒づつ種をまいていきます。土を薄くかぶせて軽く土を抑えて土と種を密着させます。
発芽までは新聞紙をポリポットの上に被せて、乾燥と直射日光を防ぎましょう。涼しく日が当たらない場所に保管します。

ポリポットに新聞紙

②発芽したら、新聞紙を取って2、3回に分けて間引きします。
本葉が3〜4本になったら1本に間引きます。

・種まきの種類と方法ついては、以下の記事で詳しく説明しています。
種まきの種類と方法。すじまき・点まき・ばらまき・ポットまき

植え付け

苗の本葉が5〜6本になったら畑に植え付けを行います。

①作った畝にポリポットの鉢よりも少し大きめの根穴を掘り、穴にたっぷりと水をやります。

②水が引いたら、株間40〜50cmで根についた土を壊さないように植えていきます。

植え付け方法

ロマネスコは葉が大きく横に広がるので、株間を広く取りましょう。

 ③植え付けた後は苗がぐらつかないように、根元の土を少し手で押さえて固めます。
植え付け後は土が乾燥するため、乾燥しないように水やりを続けます。

 

ロマネスコの土寄せ/追肥

ブロッコリーの追肥

①植え付けから20日間経過したら追肥を行います。
化成肥料30g/㎡(一握り程度)をロマネスコの株元の外周の下にドーナツ状にに施します。※葉に直接化成肥料がかからないように注意しましょう。
②追肥後、化成肥料と土を混ぜながら株元に土寄せをします。

 

ロマネスコの収穫

花蕾が12〜15cmほどに成長して固く締まってきたら収穫時です。(花蕾が1つ1つ開いてくる前に収穫しましょう。)ナイフや包丁などで株元から花蕾と外葉を一緒に切り取って収穫します。

花蕾ができると株が弱るので、適度な大きさで収穫をしましょう。種まき時期が遅れると成長が遅く、12月までに収穫が出来ない状態になることもあります。真冬の寒さが厳しい季節になると、花蕾の成長が止まり越冬をすることになります。
 

ロマネスコのよくある病気と害虫対策

ブロッコリーにつく虫

ポットから直植えして間もない成長期に、アブラムシ、アオムシ、ヨトウムシ、コナガなどの害虫被害を受けやすい作物です。
見つけたらすぐに捕殺しましょう。薬剤を使用することを避けたい場合は、トンネル栽培がオススメです。

・ヨトウムシについては、以下の記事で詳しく説明しています。
キャベツの葉に無数の穴が!ヨトウムシの症状と対策

ロマネスコのプランター栽培のポイント

深さが30cm以上、用土が20リットル以上入る深くて大きめのプランターを用意します。
市販の元肥・pH調整済みの野菜用腐葉土を使用すると楽に栽培ができます。
ポットから苗を植え付けたとは、成長に合わせて土を増やし、支柱を立てて風などで倒れてしまわないように予防しましょう。
肥料が多く必要になりますので、20日に1度、化成肥料30g/㎡(一握り程度)をカリフラワーの株元の周りに施して育てます。

 

失敗しないロマネスコの育て方のポイント

①初心者は、種まきからではなく、秋に市販の苗を購入して植えると育てやすくなります。肥料切れを起こさないように追肥をしっかり行いましょう。

②ロマネスコはカリフラワーの変異種になりますので、育て方はカリフラワーとほぼ同じでになります。

③ロマネスコは、湿度と乾燥に弱いので、できるだけ水はけを良く育てて、乾燥する時期には水を切らさないように注意しましょう。

 

連作における注意点

ロマネスコは、連作障害が起こる為、同じ場所で栽培する場合は2〜3年の間隔を空けて植える必要があります。

 

ロマネスクの種

 

まとめ

ロマネスコ栽培は、季節にもよりますが、害虫被害を多く受ける可能性が高いです。寒冷紗などを利用して、きちんと防虫対策をして、ロマネスコの栽培を楽しみましょう。

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