キュウリ、ほうれん草の葉が褐色に!ベト病の症状・対処・予防方法

ベト病 野菜栽培の基礎知識
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野菜が葉の部分に黄色い斑点が出来て枯れてしまった。そんなことはありませんか?
キュウリ、ほうれん草、ネギ、白菜、大根などの野菜を襲う、ベト病の症状と対処・予防法についてご説明します。

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ベト病にかかった野菜に出る症状

野菜の種類によって症状が若干異なりますが、葉の表側に黄色い斑点、裏側にカビが発生します。
時間の経過と共に、斑点が葉の全体に広がり、葉の水気が無くなり枯れてしまいます。

病原菌はカビの一種である糸状菌によって発生します。
寒暖の差が昼夜で激しい時期や、低温、多湿の時期などに起こりやすい病気です。

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ベト病にかかりやすい野菜

ほうれん草 ・キュウリ・春菊 ・小松菜白菜大根 ・ネギ

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ベト病にかかりやすい時期

低温、多湿、寒暖差の激しい3月〜4月、10月〜11月夏の時期に発生します。

ベト病にかかってしまったときの対処法

病害にあった葉は、すぐにちぎって他の野菜への伝染から守ります。(畑の外で処分します。)
薬剤を使用する場合は、発生初期にダコニール、園芸ボルドー、ベンレート水和剤などが有効です。
1週間に1度のペースで2-3回程度葉に散布します。※予防にも効果があります。

ベト病の予防方法

多湿や肥料のやり過ぎなどが発生の原因となります。
葉を密集させないように、間引きをしたり、畝を高めにするなど風通しを良くして、適量の肥料管理をする事でベト病の発生を防ぐ事が出来ます。
また、ほうれん草を植える際は、ベト病に強い抵抗品種があります。

まとめ

ベト病は、主に多肥料、多湿などによって引き起こされます。
葉が茂り過ぎないように、風通しを良くして発生を防ぎましょう。

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